ビヨンセ、ルネサンス・ワールドツアー初日の夜に巨大ロボットアームで踊る

S.デヴ著

2023年5月10日 / 午後8時44分 / CBSニュース

ビヨンセは水曜日、スウェーデンのストックホルムで57日間にわたるルネッサンス・ワールド・ツアーを未来的な威厳をもってスタートさせた。

世界的スーパースターの 2 回目のオールスタジアムソロツアーの初日のセットデザインは、これまでで最も野心的なものであるように見えました。ソーシャルメディアに投稿されたビデオには、花火、ミラーボール、巨大な移動ロボット、さらにはビヨンセが歌いながら乗る光沢のある金属製の戦車も映っていた。

このツアーはビヨンセの7枚目のソロ・スタジオ・アルバム「ルネッサンス」をサポートするもので、ほぼ7年ぶりのソロ・ツアーとなる。2016年のフォーメーション・ワールド・ツアーは彼女のアルバム「レモネード」をサポートした。

ビヨンセはツアーのオープニングショーで「ルネッサンス」の全16曲を歌い、どの曲もライブで披露するのは初めてだった。グラミー賞を受賞した「ブラック・パレード」、「リフト・オフ」、ミーガン・ジー・スタリオンとのナンバーワン・ヒットとなった「サベージ・リミックス」など、彼女の膨大なカタログの中から古い曲のいくつかもライブ・デビューを果たした。

ビヨンセは2003年の「デンジャラスリー・イン・ラブ2」を含む4曲連続のバラードでショーをスタートしたが、これは「クレイジー・イン・ラブ」「ラン・ザ・ワールド（ガールズ）」などのテンポの速いスマッシュヒットでコンサートの幕開けをすることで知られる歌手による型破りな動きだった。」と「フォーメーション」。

その後、ビヨンセは「ルネッサンス」の曲を披露し、ロボットアームを含む未来的なセットデザインと、高く評価された最新アルバムのテーマとテナーを想起させるクィア、黒人、トランスジェンダーにインスピレーションを受けた振り付けを満載したパフォーマンスを披露した。

ブロンドのかつらときらびやかな銀のレオタードを着た大勢のバックダンサーと並んで精力的に踊り、41歳の3児の母である彼女は、ポップパフォーマーの独特のカテゴリーに入れられるパワーと純粋さで歌い（そしてラップも）した。彼女の運動能力は、2018年のコーチェラでの驚くほど有酸素的なヘッドライナーセット以来衰えていないようだ。

出演者の衣装は、ロエベの2022年秋冬コレクションにインスピレーションを得たゴールドのボディスーツから巨大な蜂のコスチュームまで、ショーのセットデザインと同じくらい風変わりでウルトラモダンなもので、彼女の「女王ベイ」の呼称をファッション的に取り入れたものだった。別の衣装は、彼女が着ている間に紫外線によって変形したようだった。

ビヨンセは、アルバムの最後の曲「サマー・ルネッサンス」のパフォーマンスでショーを終え、アルバム「ルネッサンス」のジャケットを彷彿とさせる、輝くクリスタルの馬の上に乗り、その後、きらびやかな紙吹雪の雲の中で観客の上に引き上げられた。

水曜日は、ビヨンセにとってここ3年近くで2回目のライブパフォーマンスとなった。ドバイのアトランティス・ザ・ロイヤル・ホテルのオープニングで1月にショーを行うまで、ビヨンセは2020年2月にコービー・ブライアントの追悼式で歌って以来、生の聴衆の前でパフォーマンスを行っていなかった。彼女は夫のジェイと共同ヘッドライナーを務めた最後のワールドツアーであった。 -Z、2018年。

フォーブス誌は月曜日、ルネッサンス・ワールド・ツアーは21億ドル近くの収益をあげる可能性があると予測した。これはテイラー・スウィフトの「エラス」ワールド・ツアーが予想する収益よりも5億ドル多く、ビヨンセのこれまでの全コンサートの収益を合わせた収益よりも多い。

ビヨンセは、BeyGOOD財団を通じて総額200万ドルを寄付することで、ルネサンス・ワールド・ツアーを通じて学生や起業家を支援すると発表した。 2013年に設立された同財団のBeyGOODイニシアチブは、自然災害の影響を受けたコミュニティへの援助、教育の促進、住宅不足やメンタルヘルスなどの問題に対処するプログラムの支援など、米国および世界中でさまざまな慈善活動に取り組んできた。また、黒人経営の中小企業にも助成金を提供しており、これは新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まって以来焦点となっている。

S. Dev は CBSNews.com のニュース編集者です。

初公開日 2023 年 5 月 10 日 / 午後 8 時 44 分